すくかうぶろぐ
現役スクールカウンセラーの子育てブログ
発達

うちの子って発達障害?【ADHD編①】

私のところに

「うちの子って発達障害ですか?」

と聞きにくるママが少なからずいます。

特に、ここ数年はTV番組などで発達障害について取り上げられる機会が増えました。

そのことがママたちが相談に行こうと思うきっかけに影響しているように思います。

なので、今回から数回に分けて発達障害の中でもよく取り上げられるADHD、LD、自閉症スペクトラムについてご紹介し、その中でも今回はADHDに焦点を当ててお話しします。

気になる子ってどんな子?

よく学校生活に適応できないお子さんに対して「気になる子」「発達の偏りがある子」のような言い方がされます。

しかし、具体的にどのような状態が気になるのか、そもそも発達の偏りってなんだろうと疑問に思われるのではないでしょうか。

学校場面でうまく適応できなかったり、学習に遅れが見られたりなど困った状態にあるお子さんのことを気にかける意味合いで「気になる子」という言い方をすることもあります。

発達の偏りに関してはできることとできないことの差が大きく、全体的に不器用な状態にあるお子さんについて「発達の偏りがある子」という言い方をします。

それぞれの状態に応じて専門機関に相談に行き、お医者さんの診察を受けることによってもしかしたら診断名がつくこともあるかもしれません。

次に、そんな診断の中でもADHDについて触れていきます。

ADHDって何?

ADHD(Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)とは注意欠如/多動症と呼ばれる発達障害の一つです。

ADHDには集中力が続かない、ケアレスミスが多いなどの不注意と落ち着きがない、順番が守れないなどの多動性・衝動性の2つの特性が見られます。

明確な原因はわかっていませんが、男の子の方が女の子よりもADHDの診断を受けることが多いです。

不注意ってどんな状態?

集中力が続かない、ミスや忘れ物が多い、上の空で話が聞けないなどの症状がよく見られます。

周りから見るとぼんやりとしているだけに見えるので、まるで怠けているかのように思われてしまうのがこの症状の特徴です。

「怠けないでちゃんとしなさい」と言われても、自力ではどうにもならずに苦しんでしまうこともあるかもしれません。

特に、女の子が不注意の傾向が強いように感じます。

私のところに相談に来てくれる子の中でも、うっかり屋さんの女の子がADHDの診断を受けていることがあります。

多動性・衝動性ってどんな状態?

多動性はじっとその場に留まっていることができない、絶えず貧乏ゆすりをしている、衝動性は気になるものを見つけたら後先考えずに動いてしまうなどの症状がよく見られます。

そそっかしく、せわしないように見えるため周りから見るともっと落ち着いたらいいのに、と思われるかもしれません。

しかし、上記の不注意と同じで自力でコントロールできるものではありません。

特に、男の子が多動性・衝動性の傾向が強く出ます。

男の子の場合、「やんちゃ」と捉えられてしまうことも多いので、なかなかお子さんが困っていることに気づけないこともあります。

なので、お子さんが困ってないかな?ということを意識しながら、学校での様子を観察させていただくことが多いです。

おわりに

今回はADHDの主な症状をお話しました。

実際に上記のような症状が出ているからといって、すぐにADHDであるという診断はできません。

次回はどのようにADHDの診断が行われるのかについてお話していきます。

よければ次回も読んでいただけると嬉しいです。