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現役スクールカウンセラーの子育てブログ
発達

うちの子って発達障害?【ADHD編②】

今回は前回に引き続きADHDについてお話していきます。

前回はADHDの主な症状についてお話しましたが、今回はどのようにADHDと診断するのかお話しします。

ADHDの診断ってどうするの?

診断基準は?

発達障害の診断には、主にアメリカ精神医学会の診断基準である「DSM-5」を使います。

DSM-5では、ADHDかどうかを「不注意、多動性・衝動性のそれぞれの症状が、複数かつ継続的にみらる」「日常生活などの支障につながっている」などを基準に診断していきます。

子どものADHD検査は、保護者から聞き取りする普段の様子も重要です。なので、相談する場合は、事前に普段気になっている行動や様子をまとめておくとスムーズです。ネット上にあるチェックリストを参考にするのもいいかもしれません。

また、学校での様子も参考になるので、可能であれば事前に先生に学校の様子も聞いておくといいかもしれません。

上記の基準に当てはまっていて、なおかつ、日常生活に支障が出ているとADHDの診断がつくことになります。

どこで診断が受けられるの?

ADHDの診断は小児科や児童精神科のある病院やクリニックで相談できます。

まずはかかりつけの小児科に相談に行って、そこから児童精神科のある病院を紹介してもらうのもスムーズかもしれません。

それ以外にもお住まいの自治体によっては、発達相談の窓口があるかもしれないので、そちらをご活用していただくのもいいと思います。

受診の時の持ち物は?

いざ、病院を受診するとなった場合に持っていくといいものは

  • かかりつけ医の紹介状(必要に応じて)
  • 母子手帳
  • お子さんの普段の様子をまとめたもの
  • お子さんの成績表やノート、学校での作品

これらのものがあると大変役立つと思われます。

病院によっては上記のもの以外にも持ち物があるかもしれないので、その点はご確認していただくといいと思います。

おわりに

今回はADHDの診断についてお話していきました。

ADHDはネット上にはさまざまなチェックリストがあり、自己診断できてしまいます。

しかし、実際に診断できるのはお医者さんだけなので、チェックリストの結果はあくまで参考程度にしてほしいです。

私のところにもチェックリストを持ってきて、「これだけ当てはまるからうちの子ってADHDですよね」とお話するママが時々います。

スクールカウンセラーは相談はできますが、診断はできません。なので、その場合には専門機関への相談に行ってもらうことになります。

なので、もし病院に受診するか悩んでいるママがいましたら、その点をスクールカウンセラーに相談していただくといいと思います。

次回はADHDの治療についてお話していきます。

また次回も読んでもらえると嬉しいです。