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現役スクールカウンセラーの子育てブログ
発達

うちの子って発達障害?【ASD編②】

今回は前回に引き続き「うちの子って発達障害【ASD編】」をお届けします。

前回はASDの症状についてお話ししていきましたが、今回はより具体的な特徴をわかりやすくお話ししていきます。

自閉症の特徴

自閉症のお子さんの中でよく見られる行動があります。

すべての自閉症のお子さんが同じような行動をするというわけでもないですし、すべて当てはまるから自閉症であるというわけでもありません。

なので、今回お話しする特徴を、お子さんの困り感やつまずきを発見するための参考にしていただくのが良いと思います。

もし、特徴に当てはまっていて心配ということがありましたら、お住いの地域の発達相談等に相談していただくといいかもしれません。

  • ことばが遅い
  • 視線が合わない
  • 特定のものへのこだわりがある
  • 感覚が過敏or鈍い
  • 指差しして要求しない
  • 常同行動がある
  • クルクル回るものや水が流れる様子が好き
  • 呼んでも振り向かない
  • 迷子になりやすい
  • パニックになりやすい

自閉症に限らず、発達障害のお子さんの場合、パニックになりやすいという特徴があります。

ママたちからすると突然パニックになったという感じを受けるかと思いますが、実際にはお子さんなりのパニックになる理由があります。

感覚の過敏さや急な環境の変化など、さまざまな要因があってパニックが引き起こされているかもしれません。

なので、その時々の状況をよく分析して、お子さんのパニックの原因を見極めることが気持ちの安定につながります。

アスペルガー症候群の特徴

自閉症と違い、アスペルガー症候群はことばの発達に遅れは見られません。

その分、誤解を受けやすかったり、発見が遅れたりしてお子さんが困る状況に陥りやすくもあります。

自閉症の特徴の時と同様に、すべて当てはまるからアスペルガー症候群というわけではありませんので、お子さんの状態を把握する参考にしていただくと良いと思います。

  • 融通が利かない
  • 顔の表情が読めない
  • 大人びた話し方をする
  • たとえ話や冗談がわからない
  • こだわりが強い
  • 数字や漢字の暗記が得意
  • 体の使い方が不器用
  • 感覚の過敏さがある
  • 時間の流れが理解できない

アスペルガー症候群の中でもよく知られた特徴としては、融通の利かなさや感情の読めなさではないでしょうか。

いわゆる「空気の読めない」状態が、これらの特徴の影響で出ているとも言えます。

どうしても、ことばを文字通りに理解してしまうところもあるので、冗談を真に受けてしまい激しく怒ってしまうことも時にはあります。

しかし、これらの特徴との上手な付き合い方を身に付けることによって、お子さん自身のよりよい成長へとつながります。

おわりに

今回はASDの特徴を自閉症とアスペルガー症候群の2つの観点からお話ししました。

今回お話しした特徴がすべて当てはまる=ASDというわけではありません。

また、上記の特徴は次回お話しする「療育」でのトレーニングを積み重ねていく中で、上手にコントロールできるようにもなってきます。

なので、当てはまるからと悲観的にならずに、どのように対応できるか工夫してみようという考え方をしていただけるとよいのではないでしょうか。

それでは、次回はASDの診断と治療についてお話ししていくので、次回も読んでもらえると嬉しいです。