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現役スクールカウンセラーの子育てブログ
子育て

【家庭で実践!】子どもがパニックを起こして困ったときの基本的な対処の仕方

スクールカウンセラーとして小学校で相談を受ける中で、

「子どもがいきなりパニックを起こす」

といったお話しを聞くことが時々あります。

子どもが何でパニックを起こしたのかわからない、こんな状況だとママ達もどうしたらいいのか困ってしまうと思います。

そこで今回は、子どもがパニック起こした時の基本的な対処の仕方についてお話ししていきます。

子どものパニックってどんな状態?

パニックの現れ方は子どもによってさまざまです。

具体的な例を挙げると、

  • 大声で泣いたりわめいたりする
  • 立ちすくんだまま動けなくなる
  • その場から走って逃げてしまう
  • 自分の頭を叩いたり壁に打ち付けたりする(自傷行為)
  • 自分以外の誰かを叩いたり嚙みついたりする(他害行為)

のような姿がパニックの時には見られます。

小学校高学年など、言葉の表現力が高まる年齢になってくると、自分のことをわかってもらえないことに対して激しい言葉を投げつけるのようなパニックに変化することもあります。

 

では、なぜ子どもはパニックを起こしてしまうのでしょうか。

パニックの原因って何?

子ども一人ひとりによってパニックの原因はさまざまです。

パニックを起こしやすい原因の中でもよく見られるものは、

  • 大きな音が聞こえる、着ている服の生地が嫌など五感に不快な状況がある時
  • 急な予定変更や遊びの中断など自分のイメージとは違う状況になった時
  • 嬉しい、楽しいなどの高揚した気持ちがコントロールできない時
  • 体調不良の時

こんな時がパニックを起こすきっかけとして出てきます。

こうして見てみると、生まれたばかりの赤ちゃんやまだ言葉が上手に出てこない1,2歳ぐらいの子どもが泣くきっかけと似ていると思います。

成長するにつれて、さまざまな経験から上記のような不快な状況に子ども達なりに対処ができるようになっていきます。

しかし、その成長のスピードはさまざまなので、中には対処の仕方がうまく見つけられない子どももいます。

また、発達障害や近しい特性を持った子どもは上記のような不快な状況への対処の仕方が未熟な場合が多いので、パニックになりやすい傾向にあります。

 

では、子どもがパニックを起こした場合どのように対処すればいいのでしょうか。

パニックへの対処法はどんなものがあるの?

パニックへの対処法の基本的なパターンは、

  1. 刺激の少ない場所に移動する
  2. 危険な物を遠ざける
  3. パニックが落ち着くまで静かに見守る
  4. パニックが落ち着いたらほめる

の4つの流れを意識していただくといいと思います。

この際、注意点として子どもの自傷行為が見られても、決して体を押さえつけるなどの行為をしないようにしていただきたいです。

体を押さえつけられたことにより、余計に興奮してパニックが長引いてしまう危険性があるので、基本的には刺激せずに静かに見守るということをやってください。

パニック中、子どもの自傷行為が見られたら押さえつけるのではなく、刺激しないようにそっとママの腕や手で子どもが傷つかないようにカバーしよう!

パニックが起こった時の対処法についてお話ししていきましたが、できればパニックを起こさないように予防していただいた方がより効果的です。

そのためにも、子どもがどんな時にパニックを起こしやすいかを日頃から観察していき、極力パニックの原因を作らないようにしていけたらいいのではないでしょうか。

ママだけではどんな時にパニックを起こしやすいかが見えてこない時もあるかもしれません。

そんな時には、ぜひスクールカウンセラーなどに相談してみるのも新たな発見を見つける手掛かりとなります。

いろいろとママ達ができる対処の仕方をお話ししていきましたが、子ども達にもできる対処の仕方があります。

子どもは成長するにつれて自分が苦手な状況をある程度客観的に理解できるようになります。

そのことを周囲の人に言葉で説明できるようになれば、パニックが起こりそうな状況を避けられます。

その際に、周囲の人も子どもの訴えを聞いたらすぐに対応してあげると、より子ども達も言葉で伝えられるようになっていきます。

 

対処の仕方のポイント

🔹パニックが起こったら子どものケガに注意しながら静かに見守る

🔹パニックを起こさないような予防策を探してみる

🔹子ども自身が自分の苦手な状況を言葉で伝えられるようにしてみる

 

おわりに

今回は、子どもがパニックを起こした時の基本的な対処の仕方についてお話ししていきました。

相談の中でもパニックの原因にはいろいろなパターンがあります。

周囲の人は「それぐらいのことで…」ということも、パニックを起こしている子どもからすると耐えきれないほど苦痛な状況です。

相談でも上記のようなパニックの対処の仕方についてお話ししていきますが、何よりも大事なことは子どもがどんな時にパニックになってしまうのかを見つけてあげることです。

パニックになりやすい原因が見つかれば、原因を取り除いてパニックを起こさなくても済むようになります。

子ども達は繰り返しパニックを起こすことで、よりパニックを起こしやすくなるという悪循環に陥りやすいです。

そうならないためにも、子どものパニックの原因を少しでも早く見つけていけたらいいと思います。

原因を見つけるためには、日頃から子ども達の様子を見ているママ達の情報が必要不可欠です。

私自身、ママ達の協力のおかげでスクールカウンセラーとして活動できています。

これからも子ども達のよりよい成長のためにお手伝いをさせていただければと願っています。

今回も読んでいただきありがとうございました。

また次回も読んでもらえると嬉しいです。